ドイツ産まれのベビー用品ブランドcybex(以下サイベックスと記載)。
2020年2月に日本初のフラッグシップストアがオープンし、芸能人でも使用している人が増えてきて購入を検討している方も多くなってきたのではないのでしょうか?
そんなサイベックスのベビーカーで1番人気なのはMELIO(メリオ)です。
このMELIO、実は種類があるのをご存知でしょうか?
- MELIO気になってるんだけど、種類があって何が違うのかよくわからない?
- 購入を考えているけど、結局MELIOシリーズの中でどれが一番良いの?
そんな疑問や心配をお持ちの方も多いと思います。(何を隠そう私もその1人でした)
そこで今回は実際にMELIOカーボンを購入・使用している私がMELIOシリーズの違いを徹底紹介いたします!
実際に購入するまでに連日パソコンで情報収集、実際に店舗にも3回足を運び悩み続けました。
悩んだ末、我が家ではMELIOカーボンを購入!
その時調べた情報をまとめていたら、かなりの熱量の記事になってしまいました💦
サクッと違いを知りたい方は、1分でわかるメリオカーボン&メリオの違いをご覧ください。
当初は4万円くらいでベビーカーを買う予定だったので、2万円ほど予算オーバーしました機能性・走行性・デザインすべてを吟味し納得したうえで購入したので大変満足して使用しています。
デザインもスッキリしており、子供が成長しても窮屈に感じることなく乗れそうです。
B型ベビーカーやバギーに買い替える必要がないと考えれば、かなりお得だと思います。
2024年2月9日、最新のメリオカーボン(2024年モデル)が発売されました。
メリオ(アルミ)の最新モデルは発売されていません。
2023年もメリオ(アルミ)の販売はありませんでした。
今後はもしかしたら、メリオ(アルミ)は販売しないのかもしれません。
\2024年発売の最新モデル/
決して安い買い物ではないうえに、大切なお子様を乗せるベビーカー。
実際に購入するまでに調べた情報をわかりやすくかつ丁寧にMELIOシリーズについてご紹介していきたいと思います。
- MELIOシリーズの種類&特徴
- MRLIO(アルミ)とMELIOカーボンの違い5点
- オマケ:MELIOストリートについて
- 我が家がMEKIOカーボンを選んだ理由
MELIO(メリオ)シリーズについて
MELIOシリーズの種類
MELIOには、MELIO・MELIOカーボン・MELIOストリートの3種類の商品があります。
ただしメインとなるのは前述の2種類で、MELIOストリートはデザインに特化したMELIOといった感じです。
「MELIOストリートが格好良いな!」と思った方はまずはMELIOの説明を御覧ください。最後にMELIOストリートの特徴もご紹介します
MELIOシリーズの基本的特徴と共通点
違いに行く前に、簡単にMELIOシリーズの特徴をご紹介したいと思います。
MELIOシリーズは3カルをセールスポイントとしています
3カルとは、”持って軽い””押して軽い””ずっと軽い”の3つの軽いを表しています。
- 持って軽い:6kg前後なので折りたたんで持ち運ぶ時もノンストレスな軽さ
- 押して軽い:「ストレートフレーム構造」でハンドルを押した力はそのままタイヤへ
- ずっと軽い:1台でより長期間使用できるように設計。成長しても走行はスムーズ
持った時の軽さをオススメするベビーカーは多いですが、MELIOシリーズは押している時も本当に軽いです!
むしろ他社のベビーカーと比較した時に一番押した時の動きがスムーズでした!特に曲がる時、本当に動きが滑らかで感動しました!
ドイツをはじめヨーロッパは石畳が多いですが、そんな中でも押しやすさを追求して作られた「ストレートフレーム構造」がスムーズの動きの理由となっています。
その他の共通点は以下のとおりです。
- 変更可能な両対面式シート
- どちらの向きでも折りたたみ可能なシート
- メッシュ素材で通気性抜群のシート
- 段差の衝撃&デコボコ道の振動を吸収するホイール
- 荷物入は大容量の38L(耐荷重5㎏)
- ハンドルの高さを3段階に調整可能
- シート部分の洗濯OK
MELIOもMELIOカーボンも構造&性能などの基本部分は同じです。
他社のベビーカーと比較した時、荷物入れは断トツで大きかったです!
シートの対面・背面の切り替え方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
では次からいよいよMELIOシリーズの違いについてご紹介していきたいと思います。
MELIOとMELIOカーボンの違い
MELIOとMELIOカーボンには細かい違いがいくつかあります。
両方の情報を表にまとめてみました
サイズは両方とも同じです
MELIO 2022年モデル | MELIOカーボン 2022年モデル | |
---|---|---|
対象月齢 | 1ヶ月~3歳(15kg) | 1ヶ月~3歳(15kg) |
本体重量 | 6.0kg | 5.8kg |
リクライニング調整 | 3段階 | 3段階 |
フレーム素材 | ||
ハンドル素材 | ウレタン | フェイクレザー |
カラー展開 | 2色 | 5色 |
付属品 | コンフォートインレイ | 新生児用インレイ コンフォートインレイ |
価格 | ¥61.600 | ¥71.500 |
赤文字が違いのある項目です。
いくつか違いはありますが、MELIOとMELIOカーボンの大きな違いはフレームの素材&本体体重です!
違い①フレーム素材・本体重量
MELIOはフレームが「アルミ」でできており、MELIOカーボンは名前の通り「カーボン」でできています。
「アルミ」と「カーボン」の素材の違い
アルミ:軽量で強固。カーボンに比べると安価。錆びにくい。
カーボン:軽量かつ丈夫。振動吸収性が高いとされている。錆びない。
アルミよりカーボンの方が軽く、MELIOカーボンの方が本体重量が200g軽くなっています。(MELIOは6.0kg・MELIOカーボンは5.8kg)
持った時に重さの違いは正直感じませんでした
お店などで押していると定員さんに「MELIOカーボンの方が200gも軽いんですよ!持った時違いがわかりますよね?」などと声をかけられましたが、「どっちも同じですね」と素直に答えてしまいました。
ただし見た目は結構変わります。アルミの方は灰色で少しチープな印象を受け、カーボンの方は黒色で高級な印象を受けました。
他社のベビーカーと比較したら、少し重めです。
我が家はエレベータなしの賃貸住みで、毎回お出かけの時は階段でベビーカーをおろしています。
なんとか片手でも階段の上り下りはできる重さです
違い②価格
フレームの素材の次に変わってくるのが価格です。
アルミのほうが安価な素材なので、カーボンと比較した時に価格に大きな差がでてきています。
アルミのほうが性能的に劣るというわけではけっしてありません!
どちらも錆びに強い性質があり、濡れても安心です。
カーボンの方が振動吸収性が高いといわれておりロードバイクでは重宝されていますが、サイベックスのベビーカーは段差&デコボコ道の衝撃を吸収してくれる構造になっているのでアルミでも安心です。
実は私趣味でロードバイクに乗っていまして、愛車の購入時にアルミ車体にするかカーボン車体にするかかなり悩んだ過去があります。その時にショップ店員さんに「どちらにもそれぞれ良さがある。最後はやっぱり乗り手が気に入った物を選ぶのが長く使える秘訣」と言われたのがすごく印象に残っています。
ちなみに私はデザインが気に入ったアルミの車体を選びましたが、見るだけでテンションがあがるので店員さんの言葉に従って良かったなと思います。
次からは少し細かい違いになっていきます
違い③ハンドル素材
ハンドル素材にも違いがあり、MELIOは「ウレタン」、MELIOカーボンは「フェイクレザー」でできています。
私はウレタンの握り心地がいまいちだったのですが、正直好みの問題かなと思います。実際、主人は気にならなかったみたいです。
ウレタンは握った時にモソッとした感じがしました。握り心地はフェイクレザーの方が良かったです。
ただしレザーは吸水性がなく、汗を掻いたらハンドルがベタベタする可能性はあります。
店員さんにどちらが良いか聞いてみましたが、やはり「好みの問題」という答えでした。長年使っていると握る部分がどうしても擦れてくるので、ハンドルカバーを付けるのも良いと教わりました。
ただし、公式でのハンドルカバー販売はありません。
どうしても欲しい方は、MELIOシリーズにも対応しているこちらの商品はいかがでしょうか?
\レザーのハンドルカバーで耐久性UP/
違い④付属品
2022年の新モデルから、MELIOカーボンには最初から新生児用インレイ(クッション)が標準装備されることになりました。
妹がメリオカーボン2022年モデルを購入したので写真を拝借しました。
我が家はMELIOカーボン2021年モデルなので、新生児用インレイは着いてません💦
MELIOにはコンフォートインレイが標準装備されています。
コンフォートインレイにはサイドの厚みがなく座面部分もありません。
一応の使用オススメ時期はおすわりができた頃とされていますが、我が家ではおすわり前から使用していました。
実際にコンフォートインレイを使用している写真です。
(ブログに載せることになるとは思わず、わかりにくい構図ですみません💦)
この時で、生後3ヶ月過ぎ・体重は6.7kgです。首も座っていない頃です。
息子は大きめなBoyなのですが、コンフォートインレイのみで特に問題なく過ごせていました
ただ実際に新生児用インレイを使っている様子を見ると、ぶっちゃけむっちゃうらやましい!
クッション性が段違いで、赤ちゃんを乗せている時のガード感&安定感がかなり変わります。
新生児用インレイについての調査もしてきたので、気になる方はこちらの記事も合わせてお読みください。
もしMELIOアルミを購入された方でも、後から新生児用インレイだけ購入も可能なのでご安心ください♪
\新生児インレイは別途購入可能/
違い⑤カラー展開
最後の違いはカラー展開です。
2022年モデルでは、MELIOは2色・MELIOカーボンは5色(限定カラーを合わせると6色)販売されています。
一部限定カラーのコットンホワイトはサイベックス公式オンライン、もしくは三越伊勢丹公式オンラインにて購入可能です。
以上でMELIOとMELIOカーボンの違い5点の違い紹介は終わりです。
お待たせしました!次はMELIOストリートのご紹介をしたいと思います。
MELIOストリートの紹介
MELIOストリートはニューヨークと東京のストリートカルチャーを融合しデザインされています。商品名や商品紹介写真もストリート感が伝わってきますよね?
細部までこだわったデザインは、都会的でユニークなライフスタイルを楽しむ家族に向けてデザインされているそうです。
カラーは2色で、リアルブラックとオリーブグリーンになります。
本当に細部までこだわったデザインで、光の加減で見え方が変わる生地やベルトのビビットなオレンジなどベビーカー全体でオシャレさを演出しています。
MELIOストリートの基本情報はこちらになります。
※サイズは他と同じです。
MELIOストリート 2022年モデル | |
---|---|
対象月齢 | 1ヶ月~3歳(15kg) |
本体重量 | 6.3kg |
リクライニング調整 | 3段階 |
フレーム素材 | アルミ |
ハンドル素材 | フェイクレザー |
カラー展開 | 2色 |
付属品 | コンフォートインレイ |
価格 | ¥67.100 |
対象月齢やサイズ感は他の2種類と違いはありません。
フレーム素材はアルミ、ハンドル素材はフェイクレザーとなります。
MELIOシリーズの中では一番重い6.3kgです。
「このデザインが好き!」という方は、迷わずMELIOストリートを選択ください♪
\見た目が好きならMELOストリート一択!/
我が家がMELIOカーボンを選んだ理由
最後に我が家がMELIOではなく、MELIOカーボンを選んだ理由をご紹介したいと思います。
圧倒的にMELIOカーボンの見た目が好みだったから!
単純にこれだけの理由です。
今までお伝えしたように、MELIOとMELIOカーボンの基本スペックは一緒です。
我が家が購入した2021年モデルは新生児インレイの標準装備はなく、あとは細かい違いくらいなものでした。
そんななかで2つを比較した時に、フレームの見た目&ハンドルの素材が気に入ったMELIOカーボンを選びました。
少し高くはなりましたが「自分が気に入ったモノ」を選んだおかげで、気持ちよく使用することができています♪
まさにロードバイクを購入した時と同じですね♪
新生児用インレイについて調べた今現在なら、メリオカーボンを迷わず購入しています!
新生児期(生後1カ月)からベビーカーを利用する予定の方には、新生児用インレイはとってもお勧めです。
まとめ
以上でMELIOとMELIOカーボンの違い5点の紹介は終わりです。
最後にもう1度違いをまとめておきますね♪
MELIOとMELIOカーボンの違い5点
- フレーム素材&本体重量
- 価格
- ハンドル素材
- 付属品
- カラー展開
MELIOとMELIOカーボン、どちらもそれぞれ素敵なベビーカーです。
細かい違いはありますが性能は大きく変わらないので、本当に予算と好みの問題かなと思います
同じ性能なら価格重視という方はMELIOを、新生児インレイも気になるし細かい部分にもこだわりたいという方はMELIOカーボンをお勧めします。
使いやすいうえにお出かけ時息子も気持ちよさそうに寝ていることが多く、赤ちゃんにとっても過ごしやすい空間なんだと思います。
私はMELIOシリーズを購入し大満足です♪
確かに価格はお高めですが、この1台を限界まで使おうと思っています。
B型ベビーカーやバギーを追加購入しなくて済むと思えば、初期投資をしておく価値はありまくりです!
皆様も違いを吟味し「これだ!」と思った方を選んで、MELIOシリーズのベビーカーでお子さんとのお出かけの時間をぜひとも満喫して下さい!
実際に使ってみての感想が気になる方は、こちらのメリオカーボンを1年以上使ってみての感想記事をご覧ください。
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